Z2 フォークオイル交換!! 2023,9/3

バイク整備
フォーク単体でも味があるw

先日、車検だったので必然的に 前回のフォークオイル交換から2年経ちます!

2年ごとに交換予定なので本日作業します。

色々な記事によりますと、5,000~10,000Kmごとに交換となっていますね。

今回はフォークを外してオイル交換しますので、リフトアップ前にトップボルト→ステムボルト(上下)の順に、後でバラしやすいように緩めておきます。(ステムボルトは、緩めすぎると車体が下がってきますので緩めすぎに注)

ボルト類を、ある程度緩めたらリフトアップします。

以前作った、スタンドが大活躍!!

リフトアップで、浮いた前輪のタイヤの下に木を噛ませてから、キャリパーを外し→アクスルクランプを外してタイヤASSYを外します!

フェンダーも外したら、キャリパーがブラブラするのでオイルクーラーに括り付けておきます。

事前に各ボルトを緩めておいたので、フォークを支えながら さらに緩めると、スーーーとフォークが落ちてきます。

フォークASSYを外したら、トップボルトを外してT’sスプリングと内部のオイルを抜きます!

今回は、全分解してオイル交換するハズが、、、10mmの銅ワッシャーが在庫切れなので、逆さまにして内部のオイルを抜きます。

PAMSさんのT’sフォークスプリングを入れているので、オイル量はG10の175cc!!

フォークオイルは、泡立ちやすいので出来るだけ静かにゆっくりオイルを入れて、気泡を無くすまで待つのですが・・・・

 ここで、素人による実験開始!!

今回は出番がないはずの、油面調整のための注射器でフォークオイルを吸い取りガンガン振ります!!

気泡が白くなるくらい振りましたw!

少しだけ、真空状態にするように先端をゴムで押さえて注射器の取っ手を引きます!

さらに引き続けると、1分足らずでこの状態↑!!

当たり前だが、真空状態にすることであっという間に気泡が抜けます!!(上部に集まります)

逆に、気泡だらけのオイルを何もしないで待ち続けても目に見える変化はありませんでした。(10分くらいでギブ!!(笑))

なので、

オイルを入れたフォークに、スプリングを入れずにトップボルトを手締めして

軽く真空状態にして、少し待ち、上下に動かして、真空状態にして・・・を、5~6回繰り返しました。計10~15分くらい

シールなどに損傷が無ければ、こんな感じに勝手に戻ります!

ちと気持ちいいw

トップボルトを外して、静かにインナーチューブを伸ばしT’sスプリングを挿入!!

クランプ部はあらかじめフキフキして綺麗にしておきます!

あとは、逆の手順で組付けるだけですが・・・・・・

やっちまった!

ボルトが舐めやがった!!!

久々のヘリサートか!?

出来るだけ、ヘリサートする穴へ直角にドリルで穴を広げて

出来るだけ、まっすぐにタップして

コイルを入れます!!

内部に切り子やコイルの先端部分などを残さないように注意!!

んで、トルクレンチを使って組んでいきます!

アクスルクランプは、前の部分から!

正しく取り付けられていれば、後方に隙間が空きます!

前方を締めて、後方を締めるとテコの原理でしっかり保持するっつうわけです!

ちなみに、

アクスルクランプボルトは18.63Nm

上部ステムボルトは   16.67Nm

下部ステムボルトは   55.90Nm

ハンドルクランプは   24.52Nm

で確実に締めます!!

何度も確認して

フォークオイル交換完了!!

余計な仕事が増えたが、それも楽しいーーー

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