FCR35 スピゴット加工 2025,2/1

FCR35 スピゴット加工 2025,2/1

前々回、Z750FX1に付いているFCR35のスピゴットについて・・・

BITO R&Dさんに注文すると、スピゴット1つにつき9,000円!合わせて36,000円!!!

ビンボー整備がモットーなので、自分で出来ることを探ってみました。

スピゴットの直径は42mm、インシュレーターの内径は40mm、スピゴットに入っているスリットの形が違う!!

キャブレターを装着するときに、かなりなマンパワーで入れても1番側か4番側が少し浮いてしまうので、42mmある直径を41mmに加工しつつ、溝を新たに掘りたくて 知り合いの旋盤屋さんに頼んでみました。

製図をこしらえて

(直径が40mmと書いてありますがミスです。)

旋盤屋さんの答えは・・・・・「ノー!」

旋盤で挟めないとのこと(やっぱりなー、そー思ってたYO!)w

そんじゃぁ、自分でやるしかねーわな!失敗したらBITO R&Dさんに特注しますわ!

画像は前後しますが、スピゴットの内径ピッタリのソケットを用意します。

無名の27mmソケットがピッタリハマりました。w

こいつを・・

サンドペーパーとヤスリで削れるか試します。

ちょっと荒いのですが、目標の41mmになりました。

次に、溝を掘ります。

大工道具を使って先端から8mmの部分に切り欠きを入れます。

その部分に正確に細い丸ヤスリで溝を掘っていく!

すると、

少しずれた(笑)

こいつを整えて~

こんなもんかな?

もうちょっと溝を深くして・・・

びふぉーあふたーは

これです!!

インシュレーターを取り付けた時に「スコッ!」っと溝にハマる感じが素敵w

と、まあーこの感じで、作業すれば全数加工完了しますが、一個につき一時間は長いし飽きるので

ちと考えます。

一個目とは逆向きにソケットを入れて、ヤスリで削るときに力が逃げないような仕組みを考えて削っていくと、電ドラを回した時のブレが半減して 一個10分くらいで加工出来ましたw

これで、二次エアーを吸わなければ、俺の勝ち決定!!(何に勝ったの?w)

何個目に作った奴らか目に見て分かってしまうw

んで、今回使った道具たちはこちら